楽園神典

‐世界観‐


<項目>

1. 世界の成り立ち
2. 《顕現》世界
3. 種族
4. 神族の種類


1. 世界の成り立ち

 初め、世界は混沌たる状態であったとされている。
 天も地も、光も闇も、善も悪も全てが境目なく混ざり合って存在していた。
 この混沌たる状態を《塊》と呼ぶ。

 ある時、《塊》の一部が分離し《光》という《元素》となった。
 残された《元素》は《闇》へと変じたと考えられている。

   やがて、《光》は《天》《地》《火》《水》《風》《木》の六つの《元素》を吐き出し、《闇》もまた《幻》《実》《命》《冥》《智》《力》を生み出した。

 後に、これら二つと十二の《元素》は自らの一部を切り離し、或いは混ざり合って、新たに複雑で多様な《元素》達が生み出された。

 そして、後に《元素》は様々な形を持って実体化することとなる。
 それを《顕現》と呼ぶ。

 それらは、物質であり精神であり概念であり、精霊や――神であった。