4. 神族の種類
◆源神
序列第一位。最高位神。
原初の《元素》である《塊》から生まれた二《元素》――《光》《闇》から生まれた《顕現》神を指す。
光神プロトリシカ、闇神ウリスルドマ、ウリスルドマ神の死後闇神位を継いだユリスラ神が該当する。
◆外神
序列第二位。高位神。
太古より存在しているがその発生時期や状況が不明な四《元素》――《時》《理》《虚》《渾》の《顕現》神を指す。
時神グレズディア、理神タロスメノス、虚神スーリ、渾神ヴァルガヴェリーテが該当する。
◆正神
序列第三位。高位神。
《光》から分離した六《元素》――《天》《地》《火》《水》《風》《木》から生まれた《顕現》神を指す。
天帝(天神)ポルトリテシモ、地神オルデリヒド、火神ペレナイカ、水神リネルダス、風神アエタ、木神イスターシャが該当する。
◆逆神
序列第三位。高位神。
《闇》から分離した六《元素》――《幻》《実》《命》《冥》《智》《力》から生まれた《顕現》神を指す。
幻神(闇神)ユリスラ、実神コルト、命神ネクティホルト、冥神ザグラメフィ、智神ステラスフィア、力神カリヨスティーナが該当するが、ユリスラ神に関しては闇神位継承後は源神に分類する。
◆従神
序列第四位。高位神。
《天》《地》《火》《水》《風》《木》から直接分岐した《元素》の《顕現》神。
◆次神
序列第四位。高位神。
《幻》《実》《命》《冥》《智》《力》から直接分岐した《元素》の《顕現》神。
◆族神
序列第五位以降。中~下位神。(第十一位からが下位。)
従神以降(族神含む)の《光》側に属する《元素》から分岐した《元素》の《顕現》神。
◆属神
序列第五位以降。中~下位神。(第十一位からが下位。)
次神以降(属神含む)の《闇》側に属する《元素》から分岐した《元素》の《顕現》神。
◆雑神
序列第八位以降。中~下位神。(第十一位からが下位。)
神族同士、或いは神族と他種族の婚姻により生まれた者の中で、《顕現》神と同等以上の能力を持つと認められ、第三位以上の高位神から神族認定を受けた者。または、この者の誕生により新たな《元素》が発生した場合にも雑神と称されるようになる。
◆昇神
序列第十一位以降。下位神。
神族以外の種族に生まれた者の中で、《顕現》神と同等以上の能力を持つと認められ、第三位以上の高位神から神族認定を受けた者。
◆侍神
神の副官。准神族。(厳密には、神族そのものではない。)
天帝が体制内の神族を管理する為に生み出した制度。神族以外の種族に生まれた者の中で資質のある人物を候補者として選抜し、天帝が直接統治する天界で教育を施す。その後、候補者の中から各神が気に入った者を選び、正式に侍神に認定するという仕組みになっている。稀に、天界を通さずに神が直接侍神を見出す場合もある。
本来は天帝体制下の制度であるが、天帝と対立する派閥の神々も必要に駆られて他種族から副官を任命することがあり、その場合も副官となる者は侍神と呼ばれる。